as you like

今朝の新聞に載った高校生の「声」。

先日、学校の休み時間にある人が「衆議院が解散したんだ。岸田首相は頑張って欲しい」と言った。するともう一人が「政権交代をしてほしい」と言った。

その会話自体はそれで終わったが、聞いていた私に以下のような問いを投げかけた。学校で政治の話をしても良いのだろうか。


これまでそのようなことは考えもしなかった。

しかし、クラスの半分以上が選挙権を持つようになり、選挙の当事者となると、関心も増す。私にも支持政党はあり、友達にもおそらくある。


心の中では彼らのそれを知り、話し合いたいと思っている。経済対策、モリカケ問題などなど。ネット世論やコメンテーターのことばでなくて、同世代の生の意見が聞きたい。


しかし、支持政党が異なるという理由で友人関係にひびが入らないか、という心配はある。そんなことでな仲の悪くなるやつなんか放っておけ、という意見もあるだろうが、そんな簡単な話でもない。

話すべきなのか、話すべきでないのか、どちらが良いのだろうか?
ぜひ、皆さんのご意見をお伺いしたい。

 





え~と、僭越ながら、私がお答えします。

 

 

「答えは出ていますよね?

   自分のしたいようにしましょう」



学校文化…とでもいいましょうか。
高校生であってもこれです。

誰かに許可をもらわないと動けない(そう躾けられてきた)生徒たちの一つの姿がここにあります。


塾でも、新高1生は「先生、トイレ行ってもいいですか?」とよく言います。

そんな時、私は必ずこう応えます。


「僕が『行っちゃダメ』って言ったらどうするの? 我慢するの? 

 その場で漏らしちゃうの?(笑) 」



むろん、生徒もそのつもりはありません(当然ですが)

でも、許可をもらえないと動けない。動いちゃいけないと信じ込まされている。

信じていないにしろ、誰か年上の人に許可をもらわねば…と思っている…。


これは大変な問題だと感じています。

そして、もしかしたらこれは学校生活に起因しているのでは?…とも思います。



ちなみに、トイレについては

「トイレ、行きます」とか、

「トイレ、借ります~」って言って行けばいいんじゃない?

と言います。

一回そう伝えると、みんなそれで行けるようになります(笑)




網重塾

徳高生とともに大学入試に関わって40年 その知識と経験を伝える英語・数学専門塾 ・1クラスの定員は10人以下の少人数 ・板書を中心とする参加型授業 ・質問大歓迎! 授業中でもそれ以外でも ・高1は徳山高校の教科書・進度に合わせた授業