学校のテスト
合否が決まってしまう入試と学校の定期テストは、その位置付けが異なります。
入試は定員が決まっており、それを上回る受験者がいるのが通常で、その中での競争により合否が決まります。入試問題も初見の問題ばかりですし、一発勝負でもありますし、これっ!という対策もない。だから、一点でも高い点を取るのが望ましいと言えます。
一方、学校の定期テストは「健康診断」みたいなもので、日頃からのケアと、診断前に少し調整しておけば、割と簡単にクリア(8割以上の得点)できるものです。
もし、できなかった…とすれば、それは事前の調整(テスト勉強)が足りなかった…、あるいはそのやり方を間違っていた…など、割とシンプルな原因が考えらるでしょう。
しかし、結果は結果として、素直に受け止めねばなりません。
入試と違うのは、また数か月後に同様に定期テストがあること。
ですから、まずは自分の答案の分析をし、何がマズかったのか?その理由を明らかにしなくては、次への対策が立てられません。
そこからです。
100点満点は何も教えてくれません。
そのテストは、やる必要のないテストだった…と言えるでしょう。
(小さな自尊心を満たすためにテストがあるわけではないですから)
100点ではなかったテストこそ、価値がある。
心からそう思います。
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