主体はどっち?

生徒が塾を休むとき、いくつかパターンがある。

① 事前に「今日は休みます」と連絡してくれる子

② 事前に「今日、休んでいいですか?」と連絡してくる子

③ 事後に「連絡遅れました。今日は休みます」と連絡してくれる子

④ 何も連絡をくれない子


④はともかく、①~③は連絡してくれているのでOK。


でも、違和感があるのは ② だ。

塾は強制ではなく、任意だもの。

来たければ来る、来たくなければ来ない。それで構わない。

あ、事前に「休む」と連絡くれると有り難いけれど。

不思議なのは、どうして「休んでいいか?」と許可を求めるような表現をするのだろうか?ということ。

もしかしたら、小・中・高と続く「ガッコウ生活」の影響かな?


似たような違和感は、最初の頃の授業中にも起こることがある。

授業中にトイレに行きたくなったとき、ほとんどの生徒は「トイレに行っていいですか?」とこちらに尋ねるのだ。これも不思議。


いつも、「え?トイレに行くのに許可が必要? 

     じゃあ、僕が『行っちゃダメ』とか言ったら、どうするの?」

と笑って言うのだけど。

実はこれは結構深刻な問題かもしれない…そう密かに思っている。




網重塾

徳高生とともに大学入試に関わって40年 その知識と経験を伝える英語・数学専門塾 ・1クラスの定員は10人以下の少人数 ・板書を中心とする参加型授業 ・質問大歓迎! 授業中でもそれ以外でも ・高1は徳山高校の教科書・進度に合わせた授業