今年の共通テストの数学は…
かつて、日本では「米騒動」と呼ばれた事件があったことを覚えておられますか?
一つ目の騒動は1918年。一部の権力者が米を買い占めによる米価の高騰。それを不満に思っていた人たちが日本各地で暴動を起こした事件です。
そして、もう一つは、今から37年前の1985年1月に起こった「米騒動」。
共通一次試験(現在の大学入学共通テスト)の数学で起こった事件です。
当時のマークシート方式では、例えば、解答欄が「アイウ」(3桁)となっていて答えが37(2桁)となった場合、「37*」とマークしることになっていました。
でも、その前年までは米印(*:アスタリスク)は一切使われておらず、米印をマークすることはない(そんな意地悪な問題は出ない)のでは?というのが通説でした(希望的観測も含めて)
ところが、1985年の問題ではいきなり1問目から「*」をマークする問題が出ました。しかも、*印をマークする問題は他にも出され、合計21か所も「*」が使われて、受験生を混乱に陥れた…という事件でした。米印の多発で混乱したことから後に「米騒動」と呼ばれたのでした。
さて、今年の大学入学共通テストの数学の問題は、後に何と呼ばれるんでしょうかね?(文章量が多くて、計算が面倒で…くらいしか、特徴はないのですが…😓)
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