問題はそこじゃない

2022年度から高校の教科書が変わることは承知していたが
今朝の新聞でその中身の一部を知る。

高校生の学習意欲の向上を狙って
学習内容を「身近なことがら」と結びつけようと 工夫を凝らしたとのこと。


その一部の例として

数学では  〇カメラで建物全体を撮るのに必要な距離

      (計算で求めなくても、自分であちこち動いて決める。それで解決)

      〇車のスリップ痕の長さから速度を求める

      (それを求めてどうするの?とかますます思われそう)

      〇紙の厚さがスカイツリーを超えるには、何回切って重ねればいいか

      (対象がスカイツリーである必要性が謎)

      〇高校の創立記念品の製作費

      (これは何をしたいのか不明)

      〇電気会社の料金プランの比較

      (安いか高いかだけでなく、いろんな比較要素があるような気が…)

生物基礎では 〇好みの固さのゆで卵をつくるには

       (そんなもん、数回自分でやってみれば終わりでしょうに(笑))

公共では   〇入学辞退した大学の入学金や授業料は返還されるか

       (これは興味あり)


国語では   〇面接を受ける際の作法や、文化祭で借りた音響装置を壊してしまった場合 

        の適切な伝え方

       (そんなことまで、教科書で教えるの?
        それってどうなんだろう(苦笑))


などなど。



「そこじゃない」感、満載。

網重塾

徳高生とともに大学入試に関わって40年 その知識と経験を伝える英語・数学専門塾 ・1クラスの定員は10人以下の少人数 ・板書を中心とする参加型授業 ・質問大歓迎! 授業中でもそれ以外でも ・高1は徳山高校の教科書・進度に合わせた授業